余命27日②死化粧ー余命日記

2024年3月5日 2024年3月5日かねこけいこ

かねこけいこ

ハラが座った脱力系
ビジネスステージUPコーチ
かねこ　けいこです。

本当にステージに上げるコーチになりました。

けいこの生誕50周年記念フェスは
2024年3月30日、31日の２days

その日が、葬儀であり転生する日。

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前回記事

余命27日。
死化粧をしてもらいました。

before

子どもの頃、
女の子の顔にお化粧をするように
塗り絵をしていたミチさん。

私は、ミチさんに
5歳の少女のように、私の顔で遊んでほしい
とお願いしました。

できるかな、と多少不安げなミチさん。
私は、そのメイクがどう出来上がるか
というより、

ミチさんが夢中で
お絵描きしてほしい
と思いました。

一緒にいたサトさんは
肩を揉んだり、首に温タオルを巻いてくれて。
気持ちがリラックスして
ゆるんでいきました。

ゆるむと受け入れることができるんだな、
と感じた。

私は、体を触られることに
どこかしら抵抗感がある気がしていて。

それは、親からのスキンシップが
あまりなかったからなのかと
感じたりしていた。

サトさんの手はあたたかくて
優しくて。

心がほどけていきました。

体を受け入れられるかは
先に心なんだよね。

受け入れることを
自分がゆるせていないうちは
体が緊張する。

自分が、自分に許可できているかどうかね。

屋外で、風を感じて
周りでは音楽を奏る人たちがいて
そんな中でメイクしてもらうなんて
大女優の撮影現場みたい。

その全てが
私を溶かしていったんだと思う。

ああ、きもちいい。
自然に声が出る。

極上の気分で
幸せ感に溢れていた。

仕上がって、鏡をみたら、、、

『あら？
私、かわいい。』
と素直に思った。

先日、お勉強のために見たドラマ
『デブとラブと過ちと』の主人公と
全く同じな私になっていて、笑った。

ミチさんが写真を撮りたいと言った。

かわいい、綺麗よ
素敵、と声をかけてもらいながら
撮られていると、ますますその気になる。

嬉しくて、恍惚とする。
トランス状態に入ってる感じ。

その気になるのは
やる気になるより大事。

気持ちよくなって喜んで、
しまいにゃ、自撮りを始める私。

そんな様子を見たミチさんが
本当に喜んでくれた。

それが、また嬉しかった。

ああ。
私が喜んでいることを
喜んでくれている人がいる。

自分の究極のよろこびが
人のよろこびになる世界。

欲しかったのはコレ。

私にとっての究極のよろこびが
ミチさんのよろこびになった。

ミチさんの究極のよろこびが
私のよろこびになった。

この世界観を、ライブで創りたい。