見る見られる沈黙の対話
生まれ変わりレベルで
人生をクリエイトする
アーティストでコーチの
かねこ けいこです。

10月31日〜11月3日開催
生えてきた芸術祭 みかのはら〜と2025
今年のテーマは──『みざる』。

みざる、みざる、みざる
「見ざる」とは何だろう。
私、かしこけいこは、
“目隠しで鑑賞する”即興パフォーマンスを行います。
観客は目を閉じ
音と気配、空気の動きだけで世界を感じ取る。
『見えない』中で何が立ち上がるのか?
見ることを封じた時、人は何を感じようとするのか?
そんな問いが頭の中で反響していた頃、
ふと一枚の写真が目に飛び込んできました。

これは、見なくちゃいけない。
そう、ハラが騒いだのです。
写真にあるのは円形劇場
見る側は個室のようになっていて
覗き穴から見る形式です。
ドアになっていて
部屋の番号があるんですね。
演出・出演の浅井信好さん
2年前、子どもたちとの身体表現の舞台でご一緒したご縁もあり、迷わず足を運びました。
向かったのは
回遊型コンテンポラリーダンス公演
『Peeping Garden 今日の穴』

劇場を"覗く"
ー小さな穴から舞台を覗く、
視線が交錯する円形型劇場《Peeping Garden》が、ついに関西圏に初上陸。演出・出演:浅井信好
出演:高 瑞貴
音楽:山中 透
覗き穴越しの舞台は、
自分がどう見ようとしているか
を突きつけてきました。
「見たい」という欲求は
小さな穴から見ることで
どこにフォーカスするかまで明確になる。
そして「見るぞ」と意志を持って見ることになる。
その一方で、穴の向こうではパフォーマーが
“見られている”気配を敏感に感じ取っている。
パフォーマーは何らかの感情を表現していて
言葉ではなく伝わってくるものを
どうにか理解しようとしている自分がいる。
見る者と見られる者
その境界がふと反転した瞬間——
恐怖にも似た緊張が生まれる。
ロックオンされた
“見られてしまった”と感じたときの、あの気まずさ。
見ているのは自分なのに
見られているのも自分。
すごくパーソナルな
大事な心中を見られているようで
居心地が悪い。
それはまるで人間関係の縮図のようでもありました。
目を逸らしたくなる出来事から
逃げたくなる自分のクセも見せつけられてるよう。
でもここは舞台。
本当の危険は何もない。だからこそ、
直視してみようとも思えました。
見る。見られる。
その間に生まれる、沈黙の対話で
見えてくるのは、自分の身体の反応
身体にこそ、素直な本当の自分がいるんだと思います。
普段、ステージを観る時は
「ここは舞台」「私は観客」と線を引き、
安心して受け身で見ている。
覗き穴から見るのは
壁があるのにも関わらず
その線が曖昧になり
“視線の意志”が露わに
自分が浮き彫りになってしまう。
「見る」という行為がどれほど
主体的なものなのかを認識することができました。
見えていたものが見えなくなった時
覗き穴の向こう側にいるパフォーマーが
視界から消えると、目は探し始めました。
先程まで他の人がされていることを見て
次は私の番だと、想像していく。
死角はとても近いところにあり
迫り来る恐怖を感じました。
また。壁に映る影に目が行きました。
影はより想像力を掻き立てるもので
黒のグラデーションが幾重かに
ゆらゆらしているのが美しく
ミステリアスでした。
見えない時ほど想像が膨らみ
自分の過去のデータを元に
この先に起こりそうなことをイメージして
ドキドキしました。
見たいように見ている
私という過去の膨大なデータから
瞬時に、こんな時はこうなるであろう
という予測の元に目の前にあるものを
判断して見ている。
そうゆう意味では
私の見たいように見ている。
私の解釈で見たいものを、見たいように見ていたのですね。
当日は、サポートスタッフとして
入らせてもらっていたので、
覗いているお客さんの後ろに立っていました。
立って見ている人
かぶり付きの人
ゆったり座ってる人
覗いている人を観察するのも面白かったのですが
後ろから見られていたことにお気づきでしたかね?
見る見られるという関係を
認識していないところからも
見られているかもしれません。
意識し合う関係だからこそ対話になる
言葉がない中で
内にあるものを出し合って
溶かしていく
言葉がないからこそ
見えない膨大な情報量があることに
気づけるのかもしれないし
覗き穴という小さな穴から
目と目を合わせるから
深く入り込むものがあるのかもしれない。
言葉で言えば
『見る』ということですが
この作品を通して、『見る』って
なんて種類が多いの!!
日常生活をしていて
ほぼ、無意識に見ていると思うのですが
意識して、見る
意識して、見ない
意識して、見るポイントを狭くする
意識して、見せない
見ることに、もっと意志を持ちたい。
生えてきた芸術祭 みかのはら〜と2025
今年のテーマは──『みざる』。
会期:2025年10月31日〜11月3日
会場:寺子屋やぎや
京都府木津川市加茂町
かしこ けいこ
パフォーマンスは即興、目隠し鑑賞
1回5分程度、1日数回の予定です。
引き続き、
あなたの『見てはいけない』と聞いて想像するものは?
↓↓↓
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アーティストでコーチ、けいこ
巻き込み型の自己表現
過去を統合することで
『どんな自分も愛される』
安心して自分を出せる場を作っています。
【プロフィール】
コーチ名:かねこけいこ
アーティスト名:かしこけいこ
幼少期からお利口さんで
おとなしく、日本人のセンターを目指し
本心を押し込めて言えなかったが
40才、産後うつを機に
自分を満たす生き方にシフト
50才の誕生日に
余命3か月のつもりで生きて
葬儀・生誕祭REBORNを行った。
どんな私も、あなたも愛される世界を
作る。
【ミッション】
限界知らずの可能性を開き
人が驚く喜びに巻き込むことで
未知の自分に出会う瞬間をクリエイトする
発光連鎖。
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投稿者プロフィール

- ひとり起業家さんのコンフォートゾーン超えの仕事を創るメンタルコーチ&プロデューサーかねこけいこです。潜在意識を覚醒し、行動できない本当の原因をクリアにするコーチングをしています。
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